近年、日本で雇用をする外国人人材としてネパール人の注目が高まっています。日本に特定技能の資格で在留するネパール人は約1,500人に上り、タイに次ぎ7番目の在留人数となっています(法務省統計:2022年6月末時点データ)。
本記事ではそのようなネパールの人材を日本で雇用する3つの魅力をご紹介します。
ネパールの基礎情報
ネパールは南アジアに位置する国であり、外務省では以下のようにネパールの基礎データをまとめています。
- 国名:ネパール(Nepal)
- 面積:14.7万平方キロメートル(北海道の約1.8倍)
- 人口:3,003万4,989人 (2021年 世銀)
- 首都:カトマンズ
- 民族:パルバテ・ヒンドゥー、マガル、タルー、タマン、ネワール等
- 言語:ネパール語
- 宗教:ヒンドゥー教徒(81.3%)、仏教徒(9.0%)、イスラム教徒(4.4%)他
1. 英語を話すことができる
ネパール人を雇用する1つ目のメリットは、英語を話すことができることが挙げられます。
外国人だからと言って必ずしも英語を話せるわけではありません。ホテルや飲食業で外国人を雇用したものの英語が話せなかったというケースも多々見られます。
そのように英語力を目的として外国人を雇用したい場合ネパール人は有力な選択肢となりえます。ネパールでは、ネパール語が公用語となっていますが、特に私立学校では小学校から英語での教育を受けています。また、第二外国語として日本語が選択肢として用意されている学校もあり、日本語と英語の教育を受けた人材が期待できます。
2. 温厚な人が多い
ネパール人を雇用する2つ目のメリットは、温厚な人が多いことが挙げられます。
ネパールの近隣国であるインドのような急速に発展している国と比べて、まだまだ発展の途中であるネパールはインドのように競争心を持っている人は少ない一方で、人との関係性を大切にする温厚な人が多いと言われています。
素直で控えめな性格も相まって、職場でトラブルになることも少なく、一緒に働く従業員たちと良い関係を築きやすい性格を有していると言えるでしょう。
3. 日本との賃金格差大きく、母国の家族のために懸命に働く
ネパール人を雇用する3つ目のメリットは、日本との賃金格差が大きく一生懸命に働く姿勢が挙げられます。
日本とネパールの賃金は10倍以上の違いがあり、日本で家族のために懸命にお金を稼ぐ姿勢を持っています。ネパールは山岳地帯ということもあり国内に仕事が少なく、日本で得た仕事を大切にし、真面目に働くことが期待できます。
また、このような背景から日本で働きたいネパール人が増加しています。また、日本で働きたいネパール人が増えることで、競争がおき、より優秀な人材を獲得しやすい状況とも捉えることができます。
おわりに
このような背景から、日本でネパール人を雇用する企業は年々増加しています。日本とネパールの親和性を見ると今後さらにネパール人雇用が加速することも考えられるため、外国人雇用を検討する際にはぜひネパールの人材を視野に入れてみてはいかがでしょうか。
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