外国人人材を日本で雇用する3つのメリット

  • 2023年1月30日
  • 2024年10月16日
  • 採用

飲食店やホテルなど様々な職場で活躍する外国人。みなさまのなかでもそような外国人材を身近に感じることが増えているのではないでしょうか。

本記事ではそのような外国人人材が日本で活躍する理由や日本企業が外国人人材を雇用するメリットををご紹介いたします。

1.人手不足が解決する

日本では人口の減少に伴ってて、様々な職種で人手不足が課題となっていますが、一定の職種では外国人人材が日本企業の一員となって活躍しています。

特定技能制度では日本の人材不足を解消することを目的として以下の12分野での外国人の活躍の場を設けています。

  • 介護
  • ビルクリーニング
  • 素形材・産業機械・電気電子情報関連製造業(製造3分野)
  • 建設
  • 造船・舶用協業
  • 自動車整備
  • 航空
  • 農業
  • 漁業
  • 飲食料品製造業
  • 外食業

上記のような分野では日本の仕事の中でも特に人手が足りておらず、外国人の手も借りながら、日本の産業や人々の生活を支えています。

業種によって求められる能力は異なってきますが、日本語能力や外国人人材の性格などにこだわりすぎないことで企業の人手不足を解決する人材を確保することができるようになります。

2.社内の生産性が上がる

世の中には様々な仕事があるなかで、なかなか日本人がモチベーション高く取り組むことが難しい職種が存在することも事実です。

一方で東南アジアに目を向けるとお、例えばミャンマーでは、首都ヤンゴンでは2023年1月時点では情勢が落ち着いてきているものの、地方では内戦が続いており、まずは家族のために働きたいという人がたくさんいます。

日本に出稼ぎに来ることで自国の15倍ほどの賃金を得ることができるため、職種を問わず日本に来て母国の家族に仕送りをしたいという人が絶えません。

そのように家族のために懸命に働く姿勢もつ外国人人材と一緒に働くことで、日本人従業員も感化され職場の生産性が上がることも期待されます。

3.社内のグローバル化に対応できる

外国人人材を雇用する最後のメリットは、社内でグローバル化の対応が可能になることが挙げられます。2023年1月時点で新型コロナウイルスの影響が落ち着いてきて、2020年に各国の国境が閉鎖された状況と比較すると緩和されてきた傾向にあります。

この情勢の変化に伴って、日本への外国人観光客が再度徐々に増えてきていることもあり、飲食店やホテルなど特に接客サービス業では外国人への対応が求められています。

その中でも外国人への対応の1つとして従業員の英語力が挙げられますが、なかなか英語人材の確保ができずにグローバル化対応に着手できていない企業があることも事実です。

そのような課題に対して、英語力がある東南アジアの人材を雇用することで、インバウンドビジネスへの対応が可能となります。

また、近年、イスラム教圏からの観光客も徐々に増えている傾向にあるため、イスラム教の文化に対応したサービスを提供することも求められています。

例えば、飲食店でイスラム教徒であるインドネシア人が、日本企業でイスラム教徒の文化であるハラルフードに対応したメニューを考案するなど新たなサービスの考案の場で活躍することも期待されています。

おわりに

日本と外国のつながりは切っても切り離すことはできません。人手不足や様々な外国人管区客に対応するという日本の課題を乗り越えていくためには、外国人人材の力が不可欠となります。今後さらに外国人雇用が加速することも考えられるため、企業の課題を解決するために外国人人材の雇用を視野に入れてみてはいかがでしょうか。

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